"4 4 0"
- mahorobagakuen
- 2023年1月24日
- 読了時間: 3分
「お母さん、僕何個漢字勉強したのかなあ?」
昨晩、夕ご飯時に息子に聞かれました。
母 「んーと、一年生で80、二年生で160、三年生終わったら200字。」
息子「えっとぉ、80と160足して、三年生終わったら・・・。」
「よんひゃくよんじゅうぅ?!!!」
「ダ、ダディ!僕三年生終わったら440も漢字知ってるんだよ!!!」

ここまで決して順調ではない、小波、荒波と色々乗り越えてきた国語のお勉強。
『普通』にやってしまえば、30分程で終わるお勉強が、2時間近くかかり、何度声を荒げてしまったか分かりません。そしてその後に陥る自己嫌悪の日々。
“好きでやっているんじゃないもんね。私の都合でさせている事。
怒っちゃダメだ。”
「もう日本語のお勉強やめてもいいよ。しんどいよね。」
「お母さん、なんで日本語のお勉強するの?」
「たくさん理由はあるけど、一番はおじいちゃん、おばあちゃんと、いっぱいお話ししてほしいし、お手紙も書いてあげてほしい。。。」
「・・・僕も。僕もそうしたい。僕もいっぱい話したいし、お手紙書きたい。」
日本に住む予定がないのに、日本人だという理由で、国語を勉強する必要があるのか。
答えは出ないまま、背中を押してここまでやってきました。少しずつ彼の姿勢は変化し、今では私の体調がすぐれず寝込んだ日も、一人でお勉強をしてくれるように。
外国の地で、全く違う文字を使い、日常生活で目にすることのない漢字を習うのは並大抵のことではありません。でもやってきたことは決して無駄にはならないかもしれない、とふと思った昨日の会話。
”440”という数字は想像以上に大きく胸に響く、頑張ってきた証、自信。
子供は日々成長し、私達親がコントロールできる事は、どんどん少なくなっていきます。
いつか “日本語”とどう向き合っていくか、自分で決めるでしょう。
その日まで、何かにつながるかもしれない“可能性”を広げていきたいと思っています。

まほろば学園で一緒に
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また、オープンハウス・説明会の後、午後からは、まほろば新年会を行います。
〈コロナ対策として〉
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過去1週間で、濃厚接触者となり陰性の結果が出ていない場合や、同居ご家族内で陽性が出た場合は、ご出席いただけません。
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